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PM2.5 中国の大気汚染の影響は?! [環境]

PM2.5の影響は空を越えて他国にも届く?
微小粒子状物質と呼ばれている
大きさが髪の毛の10分の1ほどの粒子を
PM2.5と言います。
中国では、このPM2.5による大気汚染が問題になっており
さらに中国のみならず日本でも健康被害を
もたらすのではないかと懸念されております。

名声が海を越えるのなら誉れですが
汚染大気(毒霧)で他国に迷惑を掛けるのは
卑しくも世界第二位の経済大国たるものの
すべきことなのでしょうか?

【宇宙から見た中国の大気汚染】
http://www.imart.co.jp/haze-China_AMO_2010018_lrg.jpg

2013年3月3日の捜狐新聞によりますと、
深刻化する中国の大気汚染問題で
広東省広州呼吸疾病研究所の
鍾南山(ジョン・ナンシャン)所長は

「広州人の肺ですら真っ黒だ。  まして北京は言うまでもない」

と語ったそうです。

北京や広州と言われても
ピンとこないでしょうから
地図で見てみましょう。

中央上端に北京があり、
その北京から真下のやや左よりにある
マカオの辺りが広州。
その距離は、
日本の北海道の稚内から九州の南端ほどの
距離があります。


大きな地図で見る


中国大陸を覆った大気汚染は
南下して広州に到達するまで
たいして拡散することもなく
広州人の肺に取り込まれた。

これが
「広州人の肺ですら真っ黒、 北京は言うまでもない」
という発言につながる。

鍾南山所長がこの事実を認識し始めたのは
いまから10年以上前の2000年頃から。
所長自身は外科医でないものの
外科手術には立ち会っており
そこで見た40~50代の
”広州人患者の肺”は黒かったと
2000年当時は、大気汚染も
それほど顕著ではなかったと思います。
それでもすでに影響があったということは
現在の北京で暮らす人々の肺がどうなっているのか
推して知るべしと所長は言っているのです。

さらに彼は続いて、こう懸念しています。

「私が最も懸念するのは、 スモッグの悪性腫瘍への影響だ。 特に肺がんへの影響が気にかかる。」

微小粒子状物質であるPM2.5
空気中から肺へと簡単に
取り込まれてしまいます。
取り込まれたPM2.5は、
肺の奥深くに蓄積されていき
炎症を起こします。
それにより咳や肺炎、ぜんそくなどを引き起こし
環境が改善されないと
徐々に重篤な症状へと変わっていきます。

そして恐ろしいのが”癌化”でしょう。
フィルターを通しているタバコですら
肺がんのリスクが高まるのに
肺の炎症を引き起こす化学物質を
四六時中呼吸しているどうなるか?
想像に難くないですよね。

恐ろしさは”肺がん”そのものにもあります。
肺がんは、癌のなかでも進行が早い部類。
だいたい数か月単位での余命診断がなされます。
病巣の広がり方にもよりますが
肺を侵されると呼吸が少しずつ困難となり
酸素マスクを付けて摂取酸素濃度を高めたり
肺にチューブを通して呼吸を確保したりと
体への負担も少なくありません。

【中国のいま】


いま中国でのPM2.5の濃度は
世界最高となっています。
一般的に健康への影響が懸念されるのは
1立方メートル当たり60数マイクログラム以上。
それが中国では、75マイクログラムを
遥かに超えている地域も多々あります。

このように劣悪な環境におかれた人間は
これまで存在しないのです。
「実験場」や「毒霧」といった表現が
誇張や悪意からでた言葉でないことが
ご理解いただけたかと思います。



そして懸念すべきは
中国のPM2.5を含んだ大気が
日本にも到達しているという事実。

【流れこむ中国の大気】
http://livedoor.blogimg.jp/sokuho2/imgs/5/2/524cd9d0.jpg


こちらの記事もあわせてお読みください。
  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
PM2.5の恐怖!日本へと流れてくる中国の毒霧で日本人の肺が危ない。(その1)

PM2.5の恐怖!日本へと流れてくる中国の毒霧で日本人の肺が危ない。(その2)


PM2.5から家庭を守るにはコレ↓
http://nyalrathotep01.blog.so-net.ne.jp/2013-02-23

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原発再稼働って本当に必要?火力発電や家庭用発電の活用について [環境]

2月4日に自民党が資源・エネルギー戦略調査会議の
初会合を党本部で行ったそうです。
発電の多様化で、原発から家庭用発電まで
総合的に考えるいい機会だと思いますけど
自民党は原発再稼働を主張しているので
話し合いは建設的な意見交換と行かなかったみたいですね。


この席で自民党の細田幹事長代行は、
原発を再稼働しないと日本はやっていけない
という発言をされたそうですが
じっさいはどうなんでしょ?
ついこの間まで稼働原発ゼロだったわけですよね。
つまり国内の火力発電を総動員すれば
電力は足りたわけですよ。
もちろん節電努力は必要ですが
それも工場生産を縮小するほどではないでしょう。
一昨年の夏の節電騒ぎでは、
需給数値を過去の猛暑年の使用量をもとに算出していて
実際は電力が余っていたというし。
年々、国内家電の省エネ対応も上がっているので
電力の総使用量自体が下がっているのに
かこの猛暑の時の使用量を出してきて節電なんて
まったくのナンセンス。

それでも節電して環境への影響を心配するのであれば
ドイツみたいにほぼすべての建物の屋上に
可動式ソーラー発電機を設置したらいい。
電力会社に数兆円の支援して被災者への賠償も必要だけれど
そろそろ国策での発電多様性を検討する時期でしょう。

ソーラー発電のみでなく燃料電池、PHVの家庭電力利用
街灯のソーラー電力化など勧めていったらいいのに。
発送分離もあるし、東西電力周波数の統一も必要。
電力の変換設備増強より統一の方が個人的には
優先課題だと思います。

領土問題を棚上げするのであれば、
ロシアからパイプラインを引いて
火力発電の燃料コストを抑える案もありますね。

国頼みでなく国民一人一人ができることも
家庭に余裕があるなら良いでしょう。
先にあげた家庭用ソーラーパネルの設置とか。
売電での価格も保証されているからそれほど損もないし。
ただしこれからインフレが起きたら
電気の価値が下がるかもしれませんが。


家庭用ソーラーパネルは、こんなのがあるよ。










車用もある(笑)




あー、ちなみに電力会社が買い取った電気 どうしてると思いますか?
送電線に流してる?いえいえ、違います。

位置エネルギーに変換して水力発電に使います。

回収した電力を使って水を汲み上げ、
ダムに戻して発電に利用されているんですよ。

なんだか非効率な感じがするのは気のせいでしょうか。
地域で貯めて電力のまま使えたらいいのに。

そう思いませんか?


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PM2.5の恐怖!日本へと流れてくる中国の毒霧で日本人の肺が危ない。(その2) [環境]

前回の続きでPM2.5の健康被害について
中国都市部の大気汚染はPM2.5が発生原因だということを
前回書きました。
その毒霧であるPM2.5と病気について
そして日本への影響について考えてみます。


参照:PM2.5の恐怖!日本へと流れてくる中国の毒霧で日本人の肺が危ない。(その1)

PM2.5
名前の由来がその大きさを表しており、
粒径2.5μm以下の粒子をPM2.5と言っています。
ここで間違えないでいただきたのが粒径2.5μm以下なので
2.5μmの大きさの単一粒子ということではないこと。
粒径2.5μm以下は全てPM2.5です。
よって、マスクやフィルターなどで2.5μm以上の粒子を防げたとしても
それ以下の粒子には効果がなければ意味がないので
そのことを考慮しつつ対策を考えなくてはいけません。


" target="_blank">PM2.5の霧に煙る中国の様子

ではこのPM2.5が人体にどんな影響を与えるのでしょうか?
大きさにしてその直径が人の髪の毛の1/20ほどのPM2.5。
その小ささだけに肺の奥深くまで入り込み
人体に深刻な健康被害をもたらします。


外出するならこのマスクを着用:医療用http://www.amazon.co.jp/gp/product/B0012M6PLI/ref=as_li_qf_sp_asin_il_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B0012M6PLI&linkCode=as2&tag=nyalrathotep-22


口から入った粒子は肺まで入り込んで各部位に沈着します。
肺という器官はさらに小さな肺胞の集まり
肺胞内の毛細血管で二酸化炭素と酸素を交換する
ガス交換を行っていますが、異物侵入で炎症を起こせば
これがうまくいかなくなる。
肺全体に炎症が広がれば肺炎です。
粒子という異物が分解吸収や体外排出されなければ
異物を感じた肺細胞はずっと刺激信号を出し続け
咳が止まらなくなったり喘息の症状を引き起こします。

屋内では空気清浄機の設置が必須

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もちろんこの日本にも浮遊物質がないわけではなく
粒子の量が少ないのであれば影響もほとんど無いのですが
これが中国並みの粒子濃度で汚染されていると
人体が対処しきれずに重篤な危険を及ぼすわけです。
中国では報道によれば吐血して死亡した人もいるとか。
事実も含めて因果関係は不明ですが
大気汚染はそれだけ恐ろしいということです。

中国もここに至り、ようやく対策に本腰を入れ始めました。
排ガス規制、自動車の走行規制、人民への生活指示。
生活指示では、外出時のマスク着用と
屋内での空気清浄機利用を呼びかけています。

しかし、どちらも中国製品だとどうなんでしょ?

対岸の火事とは言っていられない中国の大気汚染。
日本でも準備を始めておいては?
大地震のときの水の買い占めの件もあるし。

お子さんのいる家庭ならこちら




車を運転する方は、こちらのお店のシガレット式がいいでしょう。
ま、気休めですけど。


環境省のPM2.5のページが開設られました。
http://www.env.go.jp/air/osen/pm/info.html

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PM2.5の恐怖!日本へと流れてくる中国の毒霧で日本人の肺が危ない。(その1) [環境]

最近「PM2.5」というキーワードを中国関連サイトで目にすることが増えました。
中国で流行語にもなっているPM2.5とはなんでしょうか?
実は、日本人の健康にも関わる重大な問題です。
特に肺や気管支に影響を及ぼす可能性が高い。
長期的には、肺がんリスクも…
そんなPM2.5について調べてました。


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近年、中国の発展には目を見張るものがあります。
それは高度成長期のかつての日本を彷彿とさせる発展を
中国は急スピードで成し遂げました。
しかしそれは同時に環境の変化をも引き起こすこととなり
日本が過去に経験した公害をいま中国が経験しています。

工場建設による自然破壊に始まり、地上げ問題、貧富の格差
農民工によるデモなど。

そして利益優先のあげく起きた水質汚濁と大気汚染。
水質汚濁は、中国の毒野菜で過去に表面化しましたよね。
その水質汚濁を清浄化する間もなく
今度は大気汚染の問題が表面化してきているようです。

中国の都市部は霧に陰り白夜の如き様相

画像1.

画像2.

画像3.


この霧の正体こそがPM2.5と呼ばれる粒子状の粉塵

PM2.5
空気中の浮遊粒子状物質の中で、粒径が2.5μm以下の
小さなものを微小粒子状物質(PM2.5)といいます。
これは、気体から転化したり微粒子として排出されたりします。

その発生源は、主に2通り。

  1.直接排出されるもの   2.大気中で転化されたもの

この2種類。
ガソリンや工事、揮発性有機化合物など複雑な化学反応で凝集したり
粒子物質に転化して発生します。

つまり、中国の急激な車増加と開発工事で出た粉塵や塗料が発生源
ということになります。
とくに車の排ガスは酷く、汚染しながら街中を走り回っているようなものです。
ちなみに先日中国政府は、排ガス規制の新基準を発表しましたが
日本車を始めとする外国車は、その新基準すら満たしているそうです。
つまり、中国メーカーの車が汚染の主役であるということ。
今後はマフラーや触媒を強化するか、国外メーカーから
調達する必要に迫られることでしょう。

防ぐにはN95以上のマスクが必要
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(続きます)

PM2.5の恐怖!日本へと流れてくる中国の毒霧で日本人の肺が危ない。(その2)

PM2.5から家庭を守るにはコレ↓
http://nyalrathotep01.blog.so-net.ne.jp/2013-02-23

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