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Winnyの開発者である金子勇さんがお亡くなりになられました。 [事件]

「Winny」といえばファイル共有ソフトです。
金子勇さんは、その開発者であり
規制や廃絶を求める体制との矢面に立ち
そして戦った方でもあります。

では、「Winny」をはじめとした
ファイル共有ソフトとは一体なんでしょう?

ファイル共有ソフトとは?
ファイル共有という文字通り他者との間で
同じ”ファイルを共有する”行為であります。
それを仲介していたのが「Winny」をはじめとした
ファイル共有ソフトなのです。

ファイル共有ソフトは、
導入したコンピュータ(パソコン)同士を
直接通信で繋げてしまい
他のサーバーなどを経由せずに
ファイルのやり取りを行えるソフトです。

なぜそれが問題なったのか?

それは、やり取りされるファイルの内容に
問題があったがためです。

個人が作成した画像、文書、楽曲
といったものであれば問題がなかったのですが
実際にやりとりされたのは、
著作権をもつデータも含まれていました。

これがどういうことかは、
もうお分かりでしょう。

合法ではないコピーされたデータ
それがWinnyを通して大量に
やり取りされました。
そういった著作権つきデータを
やり取りしていた人は
もちろん非難されるべきです。

当然ですよね。

正当に取得せず、または逆に誰でも
受け取れる状態にしておくことは
経済活動で成り立っている社会では
やってはいけないことです。

しかし、Winny自体に問題があったでしょうか?

犯罪には”幇助”というものがあり、
ようは手伝っただけでも罪になるということです。

なので、警察・検察がWinnyにも
罪有りとしたわけです。

違法な使い方は、あとから起きたことなのに、
そんな意図なく開発した作成者にまで
罪があるとするのは、
まったくもって不合理な話です。

事実その後の裁判では、バカバカしいことに
最高裁まで争われましたが、
やはり”無罪”でした。

Winnyの否定は、世界中で利用されている
P2P技術の否定であり、
そんなことをしたら
世界中の物笑いの種になったことでしょう。

道具は、使う人しだいで良くも悪くもなります。
原子力しかり、毒物然りです。

故に個々人の倫理観や道徳心、
それを判断するだけの常識が求められるのです。

タグ:Winny P2P 金子勇

投資家夫婦殺人事件は単独犯?複数犯?謎を追う! [事件]

スイス在住で投資会社勤務の霜見さん夫婦が殺害された事件。
謎が多く、いろいろな憶測も飛び交っています。
夫婦を二人共殺害したのは何故か、愛犬二匹はどうしたのか
遺棄するために土地まで購入した計画性に似合わぬ
その後の犯人の行動。
わざわざ沖縄の離島までいっての自殺。
容疑者二人の否認と自供という食い違い。


事件は昨年の12月7日に発生しました。

失踪当日、霜見さんが知人(渡辺容疑者?)に誘われて
架空の芸能人のコンサートへと、犯人が用意して迎えに来た
レンタカーで出かけます。
霜見さんは知人に「栃木の日光で行われるコンサート」だと
言っていたとのこと。

ところで12/7は月曜日であり、
平日にコンサートとかこの時点でおかしい。
シークレットコンサートとでも言ったのだろうか?

その後の供述で
「栃木県日光市にペットOKのホテルが開業する
 男性歌手のパーティーがあるから来ないか?
 投資の相談もしたい」
などと誘い出したことが供述から明らかに。
ペットOKといったのは、ペットホテルや犬を預ける知人に
情報が漏れることを恐れたんでしょう。

ちなみにこのコンサートは、福山雅治のコンサートだった
という未確認情報アリ。

車は、都内から栃木の日光へ歯向かわずに埼玉県へと向かい
おそらくそこで犯行に及んだものと思われます。
そして車は都内へと戻り、謎の人物が動き始めます。

東京駅にマスク姿の男が300万円分の回数券
霜見さんのクレジットカードで購入を試みるも
身分証明証の提示を求められるとそのまま立ち去る。

購入目的が換金目的なのは明らかであり
うまくいっていたなら複数の金券ショップで換金していただろう。

次に夫婦の所持品、腕時計や財布などが質屋に持ち込まれる。
しかし、おそらくは張っていたであろう警察にあっさりとバレる。

ここまでのことで、犯人の目的が金銭目的であることは明らか。
しかし昨今では、資産家といえどもキャッシュをすぐに動かせる
ものではないことは常識。
銀行にすら一日の取引量以上の現金を置いていないだから
現在は巨額の強盗事件が起き難いのです。

それにしても犯人の行動は、金の扱いに素人のような印象。
現金化の知恵が足りないように見える。

12/14
スイスへの帰国予定日になっても戻らないので
ついに警察へ捜索願いが出されて事件化。

その後、年末年始にかけて容疑者とみられる人物から
霜見さんの親族へと捜査状況を探るかのような
電話が掛かるようになる。

宮古島へと容疑者が逃げたのは、捜査の手が迫ってきたことを
察知したためのようです。
宮古島では、知人女性宅に身を寄せていいましたが
このとき一人ではなく同容疑で逮捕された桑原容疑者も
一緒に潜伏していたとのこと。


12/28
埼玉県久喜市で霜見さん夫婦とみられる遺体を発見。
場所は、犯行前の11/10に他人名義で購入した土地。
金属製のフェンスで囲って2mの穴を掘り遺体を埋めていた。
夫婦の死因は、絞殺によるもの。
男性遺体のDNA鑑定から霜見さんと確認、女性は確認されたのかな?

事件は一気に動き出し、まず桑原容疑者が逮捕される。
その後の供述で
「渡辺容疑者に頼まれて切符を買いに行ったが失敗した」
どうやら東京駅に現れたマスク男は、桑原容疑者のようです。
ちなみに殺人容疑は、関与も含めて否認しています。

後日、渡辺容疑者が宮古島で捜査中の警察官に発見される。
発見時に容疑者は、農薬による服毒自殺を図っており
意識混濁の状態発見されるも警察官にこう言っている。

「東京で人を殺してきた、死なせてくれ」

その後、病院へ搬送されて回復を待ち逮捕。
病院では、胃洗浄をしたと思われます。

1/31
死体遺棄容疑で送検された二人は、現在も警視庁で取り調べ中。
取り調べに対して渡辺容疑者は、
殺人と死体遺棄を一人でやったと供述。
しかし、現場のフェンス設置や2mの穴を一人で掘ったのか?
などの謎も多く、今後の取り調べでさらなる協力者も
浮かび上がってくるかもしれません。


【計画性はあったか?】

殺害動機が投資で損させられた恨みなどと言っているが
知り合ったのが昨年の11月、寿司店で隣同士となり
同じ車好き同士で意気投合したため。
最初から投資目的での接触ではなかった。

渡辺容疑者は、霜見さんに「月収は3000万円」と
話しており、霜見さんも周囲に「良い顧客になってくれそう」
などと話していた。
資産をちらつかせて接触を図ったようにも思える。

11月に二人は知り合ったのに11/10には遺棄用の
土地を購入している。
つまり知り合って間もなく殺意を持ったということになるが
容疑者が投資で損をさせられる期間があったとは思えない。

投資で殺意を抱くほどの損益が出たのにパーティーへと
誘う不可解さ。
投資者とその顧問関係で、かなりの損をしたあとでパーティー?
逆ならわかるけど、容疑者から誘うなんてナンセンス。

一人ならともかく夫婦をどうやって絞殺できたのか?
霜見さん夫婦は、二人共絞殺で殺害されましたが
どうやって逃げられることなく一人で二人を
殺害できたのでしょう?
やはり渡辺容疑者以外も殺害現場にいた?


今回の事件、最初から金銭目的で近づいたのでは?
現状で得られる情報からは、そう思えてなりません。

今後の捜査と事件の解明を待ちたいと思います。



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