SSブログ

泣ける漫画であり人に薦めたい漫画はこの一冊 [感想]

スポンサーリンク




今回は、ネットで見かけた漫画ランキングの話題。
ランキングテーマは「泣ける漫画」でした。
しかしその泣ける漫画ランキングには
私の知っている漫画が二つしかなく

これはモノ申さねばならぬ!!

というわけで「泣ける漫画+人に薦めたい漫画」の
紹介をやってみたいと思います(笑)


もとになった記事
絶対泣ける!漫画ベスト10ランキング



で、以下がウソ俺様ランキングwww


・夏目友人帳


夏目友人帳 15 (花とゆめCOMICS)

夏目友人帳 15 (花とゆめCOMICS)

  • 作者: 緑川ゆき
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2013/01/04
  • メディア: コミック



妖とそれを見ることのできる高校生の夏目が織り成す
ハーフルコメディストーリー。
何度もアニメ化されているので
映像として知っている人のほうが多いかも。
もとが少女漫画なのでキャラの線も細く
水木妖怪のような迫力はないものの
恐怖体験談漫画のような雰囲気は十分です。
その恐怖と同じくらいのボリュームで
妖との交流が描かれておりお互いの許しと理解
そして感謝と尊重により非日常の調和をはかっています。
そんな境遇を理解されない夏目、そこに涙を覚える。

注:やおいっぽいです(笑)


・飛ぶ教室


飛ぶ教室 1~最新巻(少年ジャンプコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]

飛ぶ教室 1~最新巻(少年ジャンプコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]

  • 作者: ひらまつ つとむ
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • メディア: コミック



同名小説とは一切関係ありません。
東京でシェルター付きの小学校が舞台。
偶発核戦争からシェルターに避難して
人類自身が引き起こした災厄を乗り切った一人の教師と
低学年から高学年までの小学生達が
核戦争後を逞しく生きていこうとするストーリー。
肝心なのは、生き残れるか最後までわからないこと。
生き残ったただ一人の教師が子供達を支え励ますが
その体は見えない悪魔、放射能で被爆していました。
ついに教師は、被爆で亡くなるのですが
最後まで子供達を憂いて無償の愛を命のあらん限り
絞り尽くします。
そして最後の言葉も核の冬を乗り切らねばならない
子供達への励ましと、これからの希望の言葉でした。
たんなる核シミュレーション漫画ではありません。


・骨の音


骨の音―骨の音 (モーニングKC)

骨の音―骨の音 (モーニングKC)

  • 作者: 岩明 均
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1990/01
  • メディア: コミック




新装版 骨の音 (KCデラックス)

新装版 骨の音 (KCデラックス)

  • 作者: 岩明 均
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/03/18
  • メディア: コミック



作者は寄生獣やヒストリエと同じ人です。
元彼を目の前で失ってしまったという
少し様子のおかしい女子大生のヒロイン。
感情欠如のような感じと言えばいいのかな。
同じ大学でそんな彼女に興味を持った主人公が
彼女と向き合おうとします。
しかし、半グレな今カレにブッチめられてしまう。
それでも彼女を救おうと今カレにリベンジして…
骨の砕ける音によりついに彼女の心が開かれ
ラストで感情を取り戻す。
命の暖かさを実感して感涙する場面では
こちらも涙を誘われます。


・ハイスクール奇面組
 一堂零が入院した時に書いた手紙


ハイスクール!奇面組 (13) (ジャンプコミックスセレクション)

ハイスクール!奇面組 (13) (ジャンプコミックスセレクション)

  • 作者: 新沢 基栄
  • 出版社/メーカー: ホーム社
  • 発売日: 1996/05
  • メディア: コミック



なぜこのギャグ作品を?と思うでしょうが
最終回前の一堂零が書いた遺書(?)が
とても感動的なのです。
入院した一堂零が脳腫瘍という話を聞いてしまった
ヒロインの河合唯が、
寝ている零の書いたものを読んだ場面。
そこに書かれていたものは…

(引用はじめ)

どこか遠くで子どもたちの笑う声がする
とても楽しそうだ
きっとなにかいいことがあったのだろう

人はだれでもみんな泣くのは嫌いだし
それを見るのもきらいだ。
だからできるだけ人前では笑っていたいものだ

わたしはバカ だから
今までいろんな人に迷惑をかけてきたし
いろんな人に世話になってきた

今となっては遅すぎるが
とてもありがたいと思っています

もう昔のようにみんなの顔を見ることができなくなると思うと
とても悲しくなります

でも
短い時間だったけどいろんな人たちに会えて本当に楽しかった

今まで迷惑かけっぱなしですみませんでした
最後にひと言ありがとうといわせてください

(引用ここまで)

これ実は、恩師への感謝の手紙です。
最終回の冒頭で判明するのですが
翌週までの一週間は、けっこうブルーでした。



・パイナップルアーミー
 「母さん帰ろうよ、あそこは僕らの土地じゃないか」


パイナップルARMY 全8巻完結(ビッグコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]

パイナップルARMY 全8巻完結(ビッグコミックス) [マーケットプレイス コミックセット]

  • 作者: 浦沢 直樹 工藤 かずや
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • メディア: コミック



YAWARA!やモンスター、
最近では連載再開したマスターキートンの作者の作品。
日系人の元傭兵であったジェド豪士が
軍事インストラクターとして鍛えた教え子が
実はテロ活動をしているということで
教え子の出身地の南の島へとやってきて
彼の母親の周囲でテロリストと化した教え子を待つ。
やってきた教え子が、米軍に接収された昔の生家や
父親の墓、以前の自然な豊かな島の様子を語り。
母親に向かって何もかも奪った米軍への復讐を宣言。
そしてこの一言。

 「母さん帰ろうよ、あそこは僕らの土地じゃないか」

遠い南国での米軍基地問題と元島民の無念を思い涙。



まだ紹介したい作品があるのですが
今回は、ここまでにしておきます。




スポンサーリンク



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:コミック

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
日々のよろず日記

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。